HIFU(ハイフ)とは?美容効果が期待できる超音波療法

「年齢とともにフェイスラインがもたついてきた」

「最近、鏡を見るたびにほうれい線が気になる」

——そんな悩みを抱えている方に注目されているのが「HIFU(ハイフ)」です。

HIFUとは、高密度焦点式超音波を使って肌の深部に熱エネルギーを与え、リフトアップや引き締め効果が期待できる美容施術。

切らない・注射しない・ダウンタイムが短いという特徴から、近年非常に人気を集めています。

筆者自身、息子の結婚式を控えたタイミングでフェイシャルとボディのHIFU施術を受けました。

フェイスラインは施術当日から効果が実感でき、ブルドッグのように垂れていた輪郭がキュッと引き締まり、鏡を見るたびに嬉しい驚きがありました。

この記事では、HIFUの仕組みや効果、メリット・デメリットまで、実体験を交えながら詳しく解説していきます。

 <h2>HIFUの原理・仕組み | 表面の皮膚を火傷させずに熱で引き締める

HIFU(High Intensity Focused Ultrasound)は、日本語で「高密度焦点式超音波」と呼ばれる美容機器です。

皮膚の表面を傷つけることなく、皮膚の奥深くにある「SMAS筋膜(スマスきんまく)」と呼ばれる層にピンポイントで熱エネルギーを届け、コラーゲンの再生や組織の引き締めを促します。

従来のレーザーや高周波治療とは異なり、HIFUは超音波を一点に集中させることで、皮膚表面を火傷させることなく、より深い層にアプローチできるのが特徴です。

これにより、リフトアップやたるみの改善といった美容効果が期待できます。

<h2>医療用HIFUとエステHIFUの違いは?照射方式が異なる

HIFUには大きく分けて「医療用HIFU」と「エステHIFU」の2種類があります。どちらも高密度の超音波を使用する点は共通していますが、照射の深さや出力の強さが異なります。

  • 医療用HIFU:クリニックで医師が施術するHIFU。高出力で、SMAS筋膜(皮膚の奥にある表情筋層)まで届くため、しっかりとしたリフトアップ効果が期待できます。効果の持続期間も長めです。
  • エステHIFU:エステサロンなどで提供されるHIFU。出力が抑えられているため安全性は高い一方で、アプローチできるのは皮膚の浅い層に限られます。ソフトな引き締め効果や肌表面のハリ感アップに向いています。

筆者は、医療用・エステ用の両方のHIFUを体験しました。

エステHIFUは驚くほど痛みがなく、「これ本当に効いてるのかな?」というのが正直な感想でした。

施術中はリラックスできる反面、効果の実感はやや控えめ。

対して医療用HIFUでは、照射時にジンジンと熱を感じ、痛みに強い筆者ですが、出力レベル4での施術中は少し我慢が必要な場面もありました。

しかし、その分、効果の出方には明確な違いがありました。

<h2>HIFUがおすすめの方 | 顔のしわやたるみが気になる方

以下のような悩みがある方には、HIFUがおすすめです。

  • 年齢とともにフェイスラインが下がってきた
  • ほうれい線や目元のたるみが気になる
  • 二重あごや顔のもたつきを引き締めたい
  • ダウンタイムなしで自然に若返りたい
  • ボディラインを寝たまま引き締めたい

特に「たるみ」は自分ではどうしようもない悩みの一つです。

筆者もフェイスラインのたるみが気になっていたのですが、HIFU施術後、ブルドッグのように下がっていた頬がすっきりして、写真映りが格段に良くなりました。

<h2>HIFUの効果はすごい?期待できる3つの美容効果

HIFUには、「たるみ改善」や「引き締め」など、さまざまな美容効果が期待できます。

ここでは、筆者の実体験を交えつつ、特に多くの方が実感しやすい代表的な効果を3つご紹介します。

<h3>効果①法令線や目元・まぶたのたるみを改善

HIFUは肌の奥にあるSMAS筋膜に直接アプローチすることで、表情筋を引き締め、たるみを改善します。

特にほうれい線や目元のゆるみ、まぶたの下がりなどに悩む方にとって、リフトアップ効果を感じやすい部位です。

筆者の場合、年齢とともに目元と口元のラインが気になっていたのですが、施術後1〜2週間ほどで肌全体がピンと張ったような印象になり、「若返った?」と周囲に言われることもありました。

<h3>効果②フェイスラインの改善による小顔効果

フェイスラインのもたつきにも、HIFUは効果的です。下がった頬やあご周りを引き上げることで、シャープな輪郭を取り戻せます。

実際、筆者はフェイスラインのたるみが気になってHIFUを受けましたが、施術当日から違いがはっきり分かるほどの効果がありました。

ブルドッグのように少したるんでいた輪郭が、鏡を見るたびに「すっきりしてる!」と感じるほどに変化しました。

<h3>効果③お腹痩せ・二の腕の引き締め

HIFUはフェイシャルだけでなく、ボディにも使用可能です。

特に二の腕やお腹まわりなど、運動では落としにくい部位の脂肪に熱を与えて分解を促進。

寝ているだけで部分痩せが目指せるため、忙しい人にもおすすめです。

筆者は息子の結婚式前にボディHIFUを受けました。

2週間ほど筋肉痛のような違和感が続きましたが、体重はマイナス4kg。

正直、もっと大きな変化を期待していた部分もありましたが、「寝てるだけで−4kgなら、まぁよし!」と納得できる結果でした。

<h2>HIFUの効果はいつまで続く?3~6ヶ月の持続期間が目安

HIFUの施術効果は一時的なものではなく、ある程度の期間持続します。

一般的には施術後1〜2ヶ月ほどでピークを迎え、その後3〜6ヶ月程度効果が続くと言われています。

これは、HIFUによって刺激を受けた皮膚内部のコラーゲンが、時間をかけて再構築されるためです。

ただし、持続期間には個人差があり、生活習慣や年齢、肌質によっても変わります。

また、ボディHIFUの場合は、日常の食生活や運動習慣によって体型の維持具合が左右されやすいため、施術後も適度な自己管理が効果維持のカギとなります。

筆者の場合、フェイシャルHIFUのリフトアップ効果は施術から2週間ほどで「ピークが来たな」と実感。

その後も3ヶ月程度はすっきりしたフェイスラインをキープできました。

一方、ボディHIFUで落とした体重(−4kg)は、油断するとリバウンドしそうだったので、食事と軽い運動でキープに努めました。

<h2>HIFUは効果ない?効果はいつから出る?効果実感までに時間がかかる

「HIFUって本当に効果あるの?」「受けたけど変化が分からない」という声も一部ではありますが、これはHIFUの効果の出方が“即効型”ではないことが理由です。

HIFUは皮膚の奥に熱エネルギーを加えることで、コラーゲンの生成や組織の再生を促します。

このプロセスには時間が必要で、一般的に効果が実感できるのは2週間〜1ヶ月後です。すぐに劇的な変化があるわけではないため、「効いてないのでは?」と不安になる人もいるかもしれません。

また、出力の弱いエステHIFUの場合は、そもそものパワーが控えめなので、即効性やリフトアップの効果は医療用HIFUに比べて物足りなく感じることもあります。

筆者もエステHIFUを体験しましたが、施術中の痛みはまったくなく、むしろ「本当に効いてるのかな?」と拍子抜けするほど。

ただ、肌のハリや軽い引き締め感は得られたので、肌のメンテナンス目的や、痛みに敏感な方には向いていると感じました。

一方、医療用HIFUでは照射時にチクチクとした刺激と熱感がありましたが、その分フェイスラインへの効果は抜群。

筆者の場合、施術当日から見た目の変化を実感できたため、強い引き締め効果を求める方には医療用をおすすめします。

<h2>HIFUのメリット | 治療時間が短い

HIFUが多くの人に選ばれる理由のひとつが、治療時間の短さです。

顔全体の施術でも約30分〜1時間程度で完了し、部分的な施術であれば15分ほどで終わることもあります。

ボディに関しても、1部位あたり20〜40分程度と比較的短時間で済むため、忙しい方でも気軽に受けやすいのが魅力です。

また、HIFUは切らない・注射しない・ダウンタイムがほとんどないという点も大きなメリット。施術後すぐにメイクが可能で、仕事や予定の合間に受けられる「すきま美容」としても人気があります。

筆者もフェイシャル・ボディの両方を経験しましたが、全体で約1時間半ほどで終了。

そのまま買い物に出かけられるほど、肌に赤みや腫れもほとんどありませんでした。

短時間で見た目に変化が出るため、「即効性も時短も重視したい」という方には非常に向いている施術です。

<h2>HIFUのデメリット | 治療時の痛みがある

HIFUはその高い効果が期待できる一方で、痛みを感じることがあるという点がデメリットとして挙げられます。

特に、医療用HIFUでは、皮膚の深い層にまで熱エネルギーを届けるため、施術中にジンジンとした熱感やチクチクとした刺激を感じることが一般的です。

この痛みは個人差がありますが、耐えられる範囲であっても、痛みに敏感な方には少し不安を感じることがあるかもしれません。

また、HIFU施術後は、フェイシャルやボディ部分に筋肉痛のような痛みが数日続くことがあります。

筆者も施術後は、特にフェイシャル部分に違和感を感じ、軽い筋肉痛のような痛みが2週間程度続きました。

この期間は、軽くマッサージをしたり、温かいタオルでケアするなどして和らげました。

痛みが気になる場合は、エステHIFUを選ぶと痛みがほとんどないため、リラックスして受けられるかもしれません。

ただし、エステHIFUは医療用HIFUに比べて出力が低いため、効果が少し物足りないと感じることもあります。

筆者のように、痛みに強い方や即効性を求める方には、少々の痛みを覚悟で医療用HIFUを選ぶ価値があると思います。

まとめ

HIFU(ハイフ)は、顔や体のたるみを改善するために超音波を使う美容治療です。

皮膚の深い部分に直接働きかけるので、リフトアップや引き締めに効果的です。

筆者も、フェイシャルHIFUを受けて、フェイスラインがスッキリし、目元やほうれい線も改善されました。

さらに、ボディHIFUで体重が4kg減少し、思った以上に効果を実感できました。

もちろん、痛みや筋肉痛が気になる方もいるかもしれませんが、施術時間は短く、ダウンタイムがほとんどないので、忙しい方にもおすすめです。

効果はすぐに出るわけではありませんが、1〜2週間後にじわじわと実感できるので、長期的に見れば十分満足できる結果が得られると思います。

自然な仕上がりを目指したい方には、HIFUはとてもおすすめです。

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